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ホーム >特集 >2010年7月10日号 自治体総合フェア2010開催迫る   広告のお申込はこちらから
 

特集

自治体総合フェア2010開催迫る

 
14日〜16日まで東京ビッグサイトで開催 編集部
 
マイクロテック
ハイアテック
日立製作所
ニシム電子工業

 地方自治体が抱える課題解決、経営戦略構築などを目指して、自治体総合フェア(主催・日本経営協会、TEL03・3403・1338)が14日から16日までの三日間、東京ビッグサイトで開催される。
  今回14回目を迎える同展示会は、『活力ある地域社会の実現〜明日を拓く経営戦略〜』をテーマに開催。84社の展示、展示面積1400平方メートルの規模で開催され、「電子自治体推進ゾーン」、「災害対策・安全安心ゾーン」、「健康福祉ゾーン」、「活力・環境まちづくりゾーン」の4ゾーンで構成。加えて特別展示「公文書管理・ドキュメントコーナー」も設置。カンファレンス&セミナーも開催予定。今号では注目されるセキュリティ関連の出展内容について紹介する。


 マイクロテック(東京都港区、TEL03・3798・5661)は、保存用マイクロフィルム作成に適した、カラー対応マイクロフィルム・アーカイブライター「OP500」やマイクロフィルムビューワ、スキャナー等を展示予定。
  自治体でも様々な電子データ化が進められている。しかし、データ保存の観点から見た場合、経年劣化する紙と電子データだけで、本当に安全性が担保されるのかという懸念もある。今回紹介する「OS-500」は、既存のデジタルデータから直接マイクロフィルムに出力可能なアーカイブライター。従来型の紙から撮影する方式ではないため、コストパフォーマンス的にも優れる。マイクロフィルムに電子データを書き込むことで、安全性に加えて長期保存性を備えるバックアップデータ作成が可能。カラーデータ/カラーフィルムに対応可能なので、カラーマイクロフィルムを使用すれば、オリジナルデータのカラーをフィルム記録できる。PDFファイルの直接フィルム記録、ウインドウズオフィスドキュメント、Eメール等の電子データもPDF経由でアーカイブ可能。高速記録、容易な操作性も大きな特長。従来困難だったドキュメント類でもスキャニング可能なカラーオーバーヘッドブックスキャナー「BookShot 1200G」、曲がった原稿も補正可能なA2サイズ対応カラーブックスキャナー等も紹介。


 ハイアテック(千葉市美浜区、TEL043・376・7186)は、カラス撃退機「からす鉄報隊」などを紹介予定。
  ゴミ収集に際して、カラスによる被害が喧伝されて久しいが、現在ではその被害対象が拡大。食品加工工場、農地、ゴルフ場などでも被害が出ており、各々知恵を使ってカラスを駆除する取り組みをしている所も多い。同社で開発した、カラス撃退機「からす鉄報隊」は、市街地のゴミ収集場対策に焦点を合わせて開発された製品。カラスを撃退する場合、音や光反射を用いるケースが見られるが、利口なカラスには効果が限定的なものが大半。「からす鉄報隊」は、宇都宮大学農学部で「カラスの逃避行動」に関する研究による、カラスの逃避行動と鳴き声の相関関係を活用。カラスに逃避行動を促すために持続効果ある方法を見つけ、同方法に関する実証実験を行い、製品化を実現した。
  市街地で利用する場合、人や車などが来ても反応せず、カラスや小動物を識別して発報。夜間は発報させない運用も可能。応用例として、侵入盗対策として、犬などには反応させず、人にのみ反応させることも可能。広域利用に対応するため、内蔵スピーカーに外付けオプションスピーカーを増設させることも可能。基本システムは、家庭用電源100V利用だが、電源のない場所では環境配慮型のNiMH電池内臓の太陽電池で稼動可能。モデルは室内設置型のスタンダードモデル「K-226S」、屋外ゴミ置き場に設置するゴミ置き場向けモデル「K-226G」、広域モデル「K-226W」(開発中)。


 日立製作所(神奈川県横浜市、TEL0120・55・0504)は、PC管理を簡単且つすぐに行えるPC運用管理ツール「JP1/Desktop Navigation」を出展。
  PC管理の必要性は認識する一方、自治体がそのために多額のコストを負担したり、専門の管理者を置くのは難しい。その結果、業務の間にPCスキルを備えた担当者が管理するケースが大半。同社の「JP1/Desktop Navigation」は、SIを必要とせず、エンドユーザー向けに販売する商材。
  他の業務と併行してPC管理を行う場合、社内PC台数、使用OS、インストール済ソフトウェア等の把握不十分なケースも想定される。プリンタやルータといった周辺機器管理、管理台帳作成などの作業、ウイルス対策製品を定期的に更新、実行しているかといったセキュリティレベルの確保も求められる。「JP1/Desktop Navigation」は、管理者が行うべき要求項目をサポート。本業に負担をかけずにPC管理、IT資産管理を実現。インストール、セットアップも容易に行えるため、企業担当者レベルで簡単操作が可能。ホーム画面で全て管理できる。画面の操作指示に従ってステップアップしていけば、管理したい項目の運用が行える。
  セキュリティ対策に関しては、セキュリティポリシーを28項目設定可能。セキュリティ対策に必須の内容は、初期設定に織り込み済みなので、管理者が設定内容で悩まず設定することができる。管理者負担を軽減しながら、セキュリティの更なる徹底に繋がる仕様。


 ニシム電子工業(福岡市博多区、TEL092・482・4800)は、災害情報等を伝える「コミュニティ無線システム」、駐車場向けの「メガキクキーボックス」、安否確認システム「エマージェンシーコール」を紹介。
  自治体向けに地域の防災連絡網として提案するのが、「コミュニティ無線システム」。同システムはmcAccesseを利用。様々なアプリケーションと組み合わせることで、屋上や路上の拡声子局からの告知、公民館などに半固定局設置が可能。情報提供・収集に関して、地域住民とリアルタイムでコミュニケーション可能。万一の防災体制構築に活躍が期待できるシステム。
  「メガキクキーボックス」は、カーシェアリング駐車場に設置された車両の鍵を遠隔操作で管理可能なシステム。運用に求められる「収納・貸出・返却」だが、こうしたことを現場に人を配置せずに行える。監視サポートサービスも提供可能。
  「エマージェンシーコール」は、緊急時のメッセージ通報、災害時の安否確認などをPC、携帯電話、固定電話を用いて、通知・連絡可能なシステム。自治体にも求められる危機管理対応をサポートする。