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ホーム >特集 >2010年5月25日号 多様化進む画像処理技術-画像センシング展2010   広告のお申込はこちらから
 

特集

多様化進む画像処理技術-画像センシング展2010

 
  編集部
 

 映像を活用する用途が多様化する昨今、各々のニーズに即したカメラ、モジュール、画像処理技術が市場に提案されている。来月パシフィコ横浜で開催される「画像センシング展2010」では、こうした製品群が多数展示される予定で、セキュリティのみならず最新の映像技術の一端に触れる機会としても注目される。今号では同展示会に出展予定の製品などについて紹介する。

IVS-200
VFC-7000

HD対応バリアブルフレームレートカメラ紹介

  • 朋栄

 朋栄(東京都渋谷区、清原慶三社長、営業本部TEL03・3446・3121)は、画像センシング展で新製品のカメラ、ビデオスタビライザなど画像周辺機器を紹介予定。
  新製品のHD対応バリアブルフレームレートカメラ「VFC-7000」は、HDサイズで高速撮影可能なバリアブルフレームレートカメラ。小型軽量一体型構造によって、優れた可搬性を実現。誰でもすぐに使用できる簡単操作も特長。この他の特長として、フルフレーム(1280×720p)、700コマ/秒での高速度撮影可能、125コマ/秒から700コマ/秒(1280×720p)まで対応、高感度CMOSカラーセンサー採用で、レンズはFマウントなどが挙げられる。最大で20万秒分の1の高速電子シャッタ、標準2.3秒(フルフレーム)、最大約9秒まで拡張可能な録画時間、ビデオ出力はHD-SDI出力(720/59.94p)を2系統装備。PCコントロールソフトウェアも標準添付。
  ビデオスタビライザ&オートビデオオプティマイザ「IVS-200」も新製品。撮影時に発生した映像のブレをリアルタイムに補正可能。縦・横方向のブレ補正のみでなく、回転補正にも対応。映像を適正レベルに自動補正できるオートビデオオプティマイザ(AVO)機能を実装。パン・チルトを自動判別して、ブレのみを補正、収録済VTR映像に対するブレ補正が可能。画面に対して最大40%までの補正に対応。映像処理の対象となる範囲設定ができるマスク機能搭載。映像内のホワイトレベル、ブラックレベル、ガンマカーブをリアルタイム監視して、正常レベル値に自動補正可能。暗部の補正対象レベル設定など、レベル調整を行う範囲設定も可能。時刻表示機能、タイトル表示機能も備える。
  この他、デュアルチャンネル超小型ヘッド高速度カメラ「VFC-25M」、HD/SD/アナログ/PC混在高精細マルチビューワ「MV-1610HS」等も展示予定。

 

マルチファンクションカメラモジュール紹介

  • テスコムジャパン

 テスコムジャパン(京都市山科区、辻川裕久社長、TEL075・502・1060)は、マルチファンクションカメラモジュールシリーズを中心に展示予定。商社とは異なるスタンスで、商材まで展開していく方針。
  今回メインとなるのは、カメラメーカーへのOEM対応マルチファンクションカメラモジュール「TC-717シリーズ」。同社では様々なカメラモジュールを提供しているが、「TC-717シリーズ」は、ハイスペック機能を集約したオールインワンモデル。NTSC/デジタルビデオ出力搭載により、拡張基板との組み合わせによって多岐にわたるカメラをカスタマイズ可能。超高感度イメージセンサー、スーパーAGC搭載で、最低照度0.01Lux(白黒時F1.2、25IRE)を実現。64倍電子感度アップ機能により、最大0.0002Lux(白黒時)の超低照度撮影にも対応する。新開発の3次元デジタルノイズリダクション(DNR)は、従来製品の2次元DNR比でノイズ除去性能が大幅アップ。デイナイト機能は、ICR駆動方式/クロマサプレス方式の何れかを選択可能。固定シャッター選択は、60分の1から1万分の1まで9段階設定。高速移動体などもブレのない撮影ができる。水平解像度は540TV本。同シリーズででは、「TC-727」、「TC-708」も展示予定。

 
 

産業用カメララインナップを紹介

  • 日立国際電気

 日立国際電気(東京都千代田区、篠本学社長、放送・映像事業部TEL03・6734・9540)は、最新の産業用ビデオカメララインナップを紹介予定。
  同社の産業用カメラは、VGAクラスから5メガ対応製品まで、幅広いラインナップを備える点が特長。最大100mの配線可能な、GigE Visionは、新しいデジタルインターフェースとして期待される。伝送距離約100m、高速伝送1Gbpsといった高性能も特長。同社では、GigE Vision対応製品は、カラー、白黒、近赤外モデルなどを用意。
  「HV-HD201/HD201M」は、超小型カメラヘッドとCCUを分離したHDTV 3CCDカメラ。3板の1/2型HDTV CCD採用(有効画素1400(H)×1080(V))。高解像度及び高感度を実現。1/3型CCDに対して、広い視野角を得ることが可能。マルチフォーマット出力、CCD駆動機能などの機能も搭載。手術用途、顕微鏡、放送分野などに適した製品。
  「PoCL Lite」は、VGAクラスの画像を用いる検査が、効率的かつ低コストで可能になるというメリットをもたらす製品。小型14ピンコネクタ採用で、ミニカメラリンク/PoCLコネクタ比で、サイズを約3/4に小型化。小型コネクタを採用したことで、4CH対応のフレームグラバボードに接続可能。映像信号/電源/制御を1ケーブル配線で実現。そして、高解像度と高フレームレートを同時に実現したのが大きな特長。高精細な画像処理用途から高速処理が求められる用途まで、多様化するニーズに応える。同社ではアナログからの切り替えに最適なソリューションとして提案を進める予定。
  この他、新製品として近赤外モデルの「F145」、2メガクラスのCMOS試作品なども展示予定。

 

赤外線サーモグラフィ製品ラインナップ展示

  • NEC Avio赤外線テクノロジー

 NEC Avio赤外線テクノロジー(東京都品川区、鈴木俊一社長、TEL03・5436・1611)は、同社の強みである赤外線サーモグラフィ製品ラインナップを展示予定。
  昨年蔓延したインフルエンザの被害拡大で、注目されたサーモグラフィ製品。空港や企業、工場等の出入口でインフルエンザ発症者の確認用などで同社への問い合わせが急増。こうした状況を踏まえ、国内トップシェアを持つ同社では、海外企業の製品展開を見据え、製品ラインナップを順次拡大予定。モジュールからソリューションまで幅広い提案を進める方針。
  今回新製品として展示を予定しているのが、「Thermo GEAR」(サーモギア)。「Thermo GEAR」の「G120/G100」は、熱画像パノラマ撮影機能及びバイブレーションアラーム機能を搭載した初めての製品として開発、発売した製品。3.5インチのマルチアングル液晶採用で、撮影も容易。更なる高画質、機能も盛り込んだ。エントリーモデルとして、「Thermo SHOT F30S/W」「Thermo GEAR G30」を展開。「F30S/W」は、デジタルカメラ型、「G30」は片手操作が可能なガングリップ型製品。
  「サーモトレーサ TS9260/TS9230」は、セキュリティ/FA/生産ライン監視用の高性能赤外線サーモグラフィ。サーモトレーサ単体で異常を検出できるため、システム価格を大幅に低減可能。国産非冷却センサ搭載、小型・軽量、堅牢性、容易なメンテナンスなどの特長を備えた。