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特集

「IPCC2010in東京」4月22日・23日開催

  編集部
 
 
開催セミナー
昨年の会場風景
 

IPCC2010概要


 映像監視市場において、今後の市場拡大が有望視される、ネットワークカメラをはじめとするIPビデオ製品群。映像監視市場において、ネットワークカメラは、新規の監視カメラシステム構築時に採用を検討するケースが、近年急速に増加。また、既存のアナログカメラシステムにネットワークカメラを追加運用するハイブリッドシステムも拡大基調とされる。こうした状況を踏まえ、ネットワークカメラ、ネットワークレコーダなどの製品ラインナップが増えたことで、顧客の選択肢が拡大。SIer、施工・販売会社にとっても、システム構築にあたり、ネットワークカメラシステムへの理解を深める必要に迫られつつある。
  ネットワークカメラ市場拡大に伴い、ネットワークカメラ及び関連製品だけを集めた展示会と銘打って開催されるのが「IPCC」(IP/Network Camera Convention=主催R.O.D、TEL06・6537・1233)。昨年は東京、大阪といった大都市に加えて、仙台や広島でも開催。ネットワークカメラシステムに関する情報収集の場として、各会場とも多数の来場者が訪れ活況を呈した。
  今年は「IPCC2010in東京」と題して、東京・浜松町の東京都立産業貿易センター浜松町会館で、4月22日・23日の2日間にわたり開催される(開催時間は10時から17時)。昨年より出展企業が増加。併せて開催期間、規模も拡大して行われる。


 出展企業は以下の通り。
アイコム情報機器/アクシスコミュニケーションズ/ACTi/NTTコミュニケーションズ/A&S/エルモソリューション販売/三洋電機/CBC/住電トミタ商事/セキュリティ産業新聞社/TOA/店舗プランニング/ナカヨ電子サービス、ネットカムシステムズ/パナソニックCCソリューションズ/パナソニック システムネットワークス/ビデオテクニカ/フリーウェイズネットワーク/ホーチキ/MOBOTIX JAPAN/明京電機/ヤマトシステム/ユタカ電機製作所/R.O.D(順不同)。


 国内外主要メーカーのネットワークカメラシステムに関する最新製品が多数展示され、ビジネスに役立つ商材を目にする機会となる。また、出展企業によるセミナーも開催。急激に技術進化を続け、単なる企業のプライベートセミナーの枠組みに留まらず、広い意味で今後求められる映像監視システムを知る上で、有益な機会として注目される。


ネットワークカメラ主なメリット


 ネットワークカメラシステム採用の主なメリットとして、以下の点が挙げられる。

  1. より鮮明な高画質映像・・・ネットワークカメラが発売されて十年以上経過するが、草創期とは比較にならないレベルでネットワークカメラの画質、フレームレートは急激に向上した。
    ネットワークカメラ採用の大きな理由として挙げられるのが、アナログカメラ映像との比較で、より鮮明に見える高画質、高精細な画像。現状は1.3メガクラスの製品が主流だが、更なる高画質を求める顧客ニーズに耐え得る製品も市場に出ている。
    セキュリティ用途でも、500万画素クラスの製品が発表されている。また、高精細画像を実現するメガピクセルネットワークカメラ、HD(ハイビジョン)対応ネットワークカメラに加えて、フルHD対応ネットワークカメラも製品化され、発売に至っている。これにより、見たい対象、エリアをより鮮明な映像で見ることができ、対象物を識別することが可能となった。
  2. カメラ台数減少…ネットワークカメラを採用することで、従来のアナログカメラの台数を減らすことが可能。広角で鮮明な映像を捉えることができるネットワークカメラで、広いエリアを撮影できるため、システム効率化に繋がり、コスト削減にも寄与する。
    また、かつてネットワークカメラの採用にあたり、ネックとされた課題もクリアされつつある。
  3. 相互接続性…初期のネットワークカメラは、各社が独自プロトコルを採用していた結果、複数メーカーのカメラを混在してシステム構成する場合、システム信頼度に問題が生じるケースがあった。
    こうした問題点を踏まえ、国内外の関係企業がONVIF(Open Network Video Interface Forum)、PSIA(Physical Security Interoperability Alliance)でプロトコルの共通化に向けた取り組みなどを実施。現在のネットワークカメラは、アナログカメラ同様、国内外の主要メーカーモデルでは、相互接続可能なシステム構築が可能となりつつある。
  4. 圧縮技術と記録装置の進歩…高精細画像はデータ容量が大きくなるため、データサイズの問題が生じ、併せてどんな圧縮技術を用いるかが課題とされていた。
    近年、JPEG、Motion-JPEGなどに比べ、効率的な圧縮を可能とするH.264がデファクトになり、大容量データに対応。また、映像全体ではなく、必要な領域だけを高画質化することで、データを小型化。こうした取り組みにより、高画質映像とデータサイズの課題に対処。またネットワークレコーダの大容量化も進んでおり、設置環境に応じたラインナップを拡大。長時間記録を求める層などで採用が進んでいる。
  5. コスト面…監視カメラシステム構築において、ネットワークカメラ採用の最大のネックとされてきたのがコスト面。市場で多数を占めるアナログカメラとの比較で、ネットワークカメラは小規模システムでは割高という認識が定着していた。だが、ネットワークカメラの採用増、対象市場拡大等によって、現在のネットワークカメラは、少台数でもアナログカメラと比べて遜色ない価格となっている。
    多台数ならコスト面、多拠点集中監視など、ネットワークカメラシステムのメリットがより活かされる。

池田治R.O.D取締役営業部長に聞く

ネットワークカメラ関連製品を一望する機会



 今回の「IPCC2010in東京」開催にあたり、ネットワークレコーダ「VioStor」シリーズを展開している主催者のR.O.Dの池田治取締役営業本部長に、「IPCC」の見所などについて聞いた。


―「IPCC」はどんな展示会ですか。

ネットワークカメラに特化した展示会として、昨年から開始したもので、今年が2年目になります。まずは4月に東京で開催します。


―昨年は1日間開催でしたが、2日間に拡大した理由は。

  昨年初めて東京で開催した際、多数の来場者に見て頂きました。しかし、1日限定開催で、会場規模等の理由もあり、時間帯などによっては、ゆっくりブースを回って頂くことが難しい状況もあったようです。そこで、今回は2日間開催とするとともに、会場も浜松町の東京都立産業貿易センターに拡げた次第です。ブースで各社の製品を紹介するとともに、関連セミナーも開催します。


―ネットワークカメラに特化した展示会を開催する理由は。

  映像関連メーカー等が多数出展する総合展示会もありますが、そうした場ではモニターに映し出されている映像がIPなのかアナログなのか瞬時に判断できません。また総合展示会では、来場者の求めるものも様々です。そこでネットワークカメラに特化した展示会「IPCC」では、ネットワークカメラシステムに関心を持つ方を対象に、高精細画像を見て頂く機会とするとともに、関連メーカーの製品を一望して頂くことで、注目が高まっている各社のネットワークカメラ関連製品を知って頂ければと期待するものです。


―出展企業も昨年に比べて増えたようですが。

  今回はアクシスコミュニケーションズさん、店舗プランニングさん、Bosch製品を手掛けるホーチキさんなども出展されます。


―カメラやレコーダ以外の製品、システムを出展する企業も目に留まりますね。

  カメラやレコーダだけではなく、IPCCでは無線技術やナンバープレート認識システムなど、実際のシステム設計に役立つ内容のものを紹介しています。こうした展示内容も、来場者にとっては興味を持って貰えるのではないでしょうか。


―ネットワークカメラシステム市場拡大の手応えは。

  お客様からの引き合いも確実に増えており、市場拡大を期待しています。一方で、どんな製品があるのか、何が必要なのかなどについて、更に理解して頂く必要性も感じています。


―今回の「IPCC2010in東京」開催にあたり、来場希望者はどのような手続きが必要でしょうか。

  当社のHP(http://www.rodweb.co.jp)にアクセス後、IPCC2010のページから参加申し込みをお願いしています。また、出展企業で配布している、チラシ記載の参加申込書をFAXで送信頂くことによる申し込みも可能です。


―今回の来場者数の見通しは。

  2日間開催で、1000名程度と予想しています。


―他の都市での「IPCC」開催予定は。

  夏に大阪で開催予定です。東京、大阪以外での開催も予定しているので期待してください。