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2010年6月25日号 「平成22年度通常総会」開催

「平成22年度通常総会」開催

 
岩佐会長の元、新役員体制スタート
中期計画達成や新法人移行申請など、節目の年で
−日本防犯設備協会−
 
下村節宏会長
岩佐次夫新会長
新旧会長が固く握手
砂川警察庁生活安全企画課長
 
水田専務理事
天野新副会長
星野將副会長
 
 
セキュリティフォーラム
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(2010年6月25日号)

功労者11名に業績表彰、2人に特別功労者表彰も


 日本防犯設備協会(東京都港区浜松町1-12-4、下村節宏会長、代表TEL03・3431・7301)の「平成22年度通常総会」が今月上旬、千代田区の九段会館で開催され、21年度事業報告・収支決算報告が承認されたほか、任期満了に伴う役員改選では、既報の通り、岩佐次夫新会長を含む16名が新任する第13期新役員体制、更に、公益法人移行に係る定款案・新法人移行申請についても報告、承認された。役員改選については、通常総会を一時中断、第62回理事会で正式な新役員体制を満場一致で承認。再開した通常総会で新役員体制を発表、紹介されたほか、下村会長、岩佐新会長がそれぞれ挨拶。更に、来賓として砂川俊哉・警察庁生活安全局生活安全企画課長の祝辞、また、同協会活動に貢献した功労者11名が表彰され、閉会。引き続き、会場を移した懇親会も盛大に開催、歓談溢れる中、成功裏に閉会した。

 冒頭、保里事務局長から会員本人32名、代理出席含む委任状提出46名、合計78名の出席で定足数を満たすほか、新法人移行後の新定款審議においても定足数を満たし、共に総会成立である事が確認報告された。
  早速、通常総会に入り、下村節宏会長が「本総会では平成21年度の事業報告・収支決算、任期満了に伴う役員改選、新法人移行手続き開始に必要な事項など、重要な事項の審議を予定しています。出席者の御協力をお願い致します。本日の審議の結果、当協会は新しい未来に向け、第一歩を踏み出す事になります。これまでの事業の充実と新たな事業への取り組みにより、更なる安全・安心を皆様に提供していきたいと存じます」と挨拶。早速、議事に移り、21年度事業(中期計画の下、RBSS制度推進、調査研究事業では特に防犯照明ガイドを改訂、技術部会では信頼性・技術基準・規格調査・国際規格各委員会・分科会の開催、協会技術標準の整備・普及等支援活動〈SES E共通基準の改正〉、制度事業では資格認定講習関連として防犯設備士資格者数が22年3月末時点で2万66名、RBSS〈優良防犯機器認定制度〉では防犯カメラ85、デジタルレコーダ56、累計認定は141型式、広報活動ではホームページの改訂・運用)等を報告、承認されたほか、21年度収支決算も報告、承認された。
  続いて、任期(2年)満了に伴う理事、及び監事の改選案(第13期役員案)が承認されたほか、新法人移行に係る新定款案と新法人移行申請承認について報告・承認された。特に、現行体制から新法人移行後の体制では既報の通り、会長は名誉職、現専務理事が代表理事となるほか、常任理事は5〜10名となる。更に、役員報酬基準では代表理事の報酬上限は年俸1400万円、報酬の支給基準は報酬の17分の1を月額支給、同17分の2.5を賞与として年2回支給する。このほか、会員入会金は正会員が20万円、準会員2万円。また、会費は資本金10億円以上の法人は月額5万円、同1000万円を超えた10億円未満の法人は月額3万円、以上に当てはまらない法人・個人は月額1.5万円、更に準会員(法人・個人)は月額5000円とする。 
  一方、当日の議決・承認を持って新法人移行申請書作成等を行い、9月頃を目途に申請手続きを開始する旨が報告され、承認された。
  以上、審議事項が終了後、役員改選に伴う第62回理事会を開催の為、総会を一旦中断。その後、再開し、新役員体制が発表・紹介された。
  第13期役員体制は次の通り。
▽会長(新任)=岩佐次夫・パナソニックシステムソリューションズジャパン代表取締役社長▽副会長(新任)=天野實・日立製作所統括本部長▽副会長(新任)=真崎俊雄・東芝執行役常務▽副会長(留任)=星野將・綜合警備保障常務執行役員▽専務理事(留任)=吉田正弘・(社)日本防犯設備協会専務理事▽常任理事(新任)=梶木信二・NECインフロンティア取締役執行役員▽常任理事(留任)=藤本二郎・ホーチキ代表取締役会長▽常任理事(新任)=松尾昌行・パナソニック電工事業部長▽常任理事(新任)=松岡正人・三菱電機事業推進部長▽常任理事(留任)=山口宏之・オーテック電子代表取締役社長▽理事(新任)=赤津薫・東京防災設備専務取締役▽理事(留任)=市川周作・アイホン代表取締役社長▽理事(新任)=伊藤博・セコム常務取締役▽理事(新任)井上信夫・三菱電機ビルテクノサービス事業本部長▽理事(留任)=片山誠・セキュリオン代表取締役社長▽理事(留任)=上倉秀之・セノン執行役員▽理事(留任)=岸本俊仁・ゴール取締役▽理事(留任)=久須美康博・セントラル警備保障取締役専務執行役員▽理事(留任)=國本康弘・富士通テレコムネットワークス執行役員▽理事(新任)=駒野目裕久・池上通信機取締役▽理事(新任)=茂木俊介・キング通信工業取締役▽理事(新任)=清水隆明・日本電気執行役員▽理事(新任)=須佐直和・パナソニックシステムネットワークス所長▽理事(留任)=照井康平・セキュリティハウス代表取締役▽理事(留任)=冨岡國明・全日警専務取締役▽理事(留任)=鳥井公一・新生電気商会代表取締役社長▽理事(留任)=仲良二・ケルク電子システム代表取締役▽理事(新任)=畠中敏彦・TOA執行役員▽理事(留任)=平野富義・エフビーオートメ代表取締役▽理事(留任)=不破慶一・山武執行役員▽理事(新任)=穂積正彦・竹中エンジニアリング代表取締役社長▽理事(留任)=政本猛・関東警報機代表取締役▽理事(留任)=和氣正雄・美和ロック取締役会長▽監事(留任)=小田裕一・アツミ電氣会長▽監事(新任)=中村耕児・サクサ執行役員、以上理事33名、監事2名。
  その後、下村前会長からこれまでの回顧、また岩佐新会長からは就任の抱負(前号に掲載)が述べられ、新旧会長が固く握手、これまでの前会長の労を労うと共に、新会長の船出を祝った。また、会長改選に伴い事務局長も交代。関根晨貴・新事務局長が紹介された。その後、来賓として砂川警察庁生活安全企画課長が「防犯設備の普及等を通じて犯罪が起き難い社会づくりに貢献されており、心から敬意を表します。犯罪情勢はここ数年減少傾向が続き、平成14年の刑法犯の認知件数285万件をピークに、その後7年連続して減少し、昨年は100万件以上減少しました。また、今年も5月末時点で昨年同期比8%程減少しています。とはいえ、昨年1年間で住宅対象の侵入窃盗は約8万1000件発生しており、毎日220件発生していることになり、まだまだ国民が安心して暮らせる状況にはなっていません。こうした背景から、自分達の地域は自分達で守るという防犯ボランティア活動が盛んで、当庁が把握しているだけで260万人の方々が参加しています。警察としても防犯ボランティア活動を積極的に支援していく方針で、今年は大学生や企業の現役世代の方々にも参加して頂く為、大学をはじめ、日本商工会議所、日本経済団体連合会を訪れ、積極的に参加して頂く旨をお願いしました。日本防犯設備協会に加盟されている企業の皆様方にも積極的に参加して頂ければと思います。特に、防犯設備についての専門的知識を持つ方々が多い為、それぞれ地域でアドバイスして頂ければ、更に治安の改善に寄与するものと期待します。警察では防犯ボランティア活動支援の他、街頭防犯カメラの普及や犯罪対策の諸々の施策を講じています。社会規範の向上も必要で様々な取り組みを進めています。貴協会には今後とも防犯設備の普及をはじめ、様々な防犯対策を提供して頂きたいと思います」と祝辞を述べた。
  引き続き、業績表彰として西田o治氏、石井秀博氏、清水眞氏、宮原次郎氏、大手一郎氏、石川良信氏、小林伸二氏、坪子清四郎氏、山崎泰廣氏(竹内修氏と林昭彦氏は欠席)に下村前会長から感謝状と記念品が授与された。また、特別功労者表彰として寺川淳之祐氏(逝去)、峰岸健二氏(逝去)の親族に感謝状と記念品が授与された。


 総会閉会後は会場を移し、懇親会を盛大に開催。
  冒頭、岩佐新会長が「防犯関連市場がダウンしているそうで、平成20年度実績で1兆1800億円、それまで16年間連続して成長してきた市場が、17年度の水準を下回った厳しい結果と聞きます。早期の経済回復に期待すると共に、犯罪の多様化・高度化・知能化が増えている事から、当協会への期待がますます高まっていると思われ、RBSS制度の型式認定が141型式、防犯設備士も2万人を突破しており、両者が事業の車の両輪として皆様方の期待に応えて行きたいと思います。
  本年は中期3ヵ年計画の最終年度に当たるほか、新法人移行申請など大きな節目の年であり、きちんと中期計画を達成し、新公益社団法人のスタートが出来る様、頑張っていくつもりです」と挨拶。
  来賓として、全国防犯協会連合会の水田専務理事が「景気はやや良くなりかけたところで、またヨーロッパの方から津波が押し寄せてくるかも知れないなど、不安定な状況が続いていると聞いております。
  当協会は日防設さんが発足当時から非常に親密に交流してきたと、先輩から聞いております。今後とも、日防設さんと手を携えて頑張っていきたいと思います」と祝辞を述べた。
  その後、天野新副会長の音頭発声で乾杯、歓談に移った。中締めは星野將副会長の音頭で、一本締め。会場内がピリッと締った。