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2010年4月25日号 「セコムの最新技術動向」、前田社長が会見・披露

「セコムの最新技術動向」、前田社長が会見・披露

  −セコム−
前田修司社長
「画像人物追跡技術」
「顔画像検出技術」
「音声認識技術」
「レーザー式測距センサー」
「セコム全自動貸金庫システム」
セキュリティフォーラム
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(2010年4月25日号)
  • 「インテリジェント非常通報システム」(研究中)
  • 「レーザーセンサー」(開発中)
  • 「セコム全自動貸金庫システム」(サービス提供)など

 セコム(東京都渋谷区神宮前1-5-1、前田修司社長、広報TEL03・5775・8210)が契約先を対象とした「セコム・テクニカルフェア」(4月21〜23日)を開催するのに合わせ、20日、本社にて前田修司社長が「セコムの最新技術動向」について記者説明会に出席、また会場内に設置した研究・開発中を含むセキュリティ技術・システムを披露した。
  1月1日付で就任した前田修司・新社長がマスコミを集めた席に初めて登場。冒頭、前田社長は「将来のセキュリティがどうあるべきか、実現すべき、あるべき技術を目で見て体験できる場を設営しました。当社は“人による警備”を原点に、常駐警備、巡回警備、そして機械警備へと警備のシステム化を進め、現在、法人向け70万件、家庭向け50万件、計120万件の安全・安心を約1万4000人でカバーしています。また、社会動向、犯罪動向に合わせ、先端技術と多岐に亘る基盤技術を取り入れた高い品質による信頼性のある、独自の新商品・サービスを創造してきました。
  一方、通信インフラはIP系回線が大容量・高速通信になる半面、停電やネットワークダウンといったリスクもあり、セコムらしさのリスクヘッジとしてシステム電源のバックアップ、及びメイン回線の確保(無線)を行ったほか、監視カメラの画像を保存するため1999年にはいち早く『DVR』を開発販売したほか、デジタル化・大容量化に伴い、ネットワーク対応とIP回線対応の『デジタルアーカイブ』を構築しました。このほか、世界初の画像処理特許技術を搭載、進化続ける『セコムAXシステム』をはじめ、社会システム産業として事業所、家庭、個人を対象に今後も拡大を目指します。21日から開催の技術革新がもたらす“未来の安全”体験フェアであるセコム・テクニカルフェアで披露するシステムをご覧いただき、セキュリティ技術の方向性を体感して頂きたいと思います」と解説。その後、会場に設けられたレーザー式測距センサー、三次元顔復元技術、無線画像伝送技術、人体ポーズSOS検知技術、ウォークスルー顔認証技術、全自動貸金庫システムなど、「環境」、「物理的防御」、「地理情報技術」、「家庭用システム・商品」、「未来の安全体感」、また2階では「センシング技術」、「認証技術」、「画像技術」、「未来の画像技術」、「CP」、「応用」といったゾーン毎に設置したセコムの最新技術を視察した。
  なお、重点技術の一つとして研究中の「インテリジェント非常通報システム」とは、金庫、ショーケース内の貴金属などの重要物に近づく不審者や、窃盗、強盗、破壊行為を早期に自動検知し、未然に防止するほか、被害を抑止するセキュリティシステム。特長は「画像人物追跡技術」、「顔画像検出技術」、「音声認識技術」を結集し、併せて検知機器と監視カメラ・マイクにより、早期に異常な状態を検知し、自動で非常事態をセコムに通報するもの。
  一方、開発中の「レーザー式測距センサー」は、屋外での侵入者を素早く、かつ確実に検知する侵入者検知センサー。対向型の赤外線センサーを使用した“線状”の警戒線を用い、遮断時に侵入者検知を行うものが一般的だが、同センサーでは半円状の監視エリア内(面)における侵入物の大きさ、進入方向、距離等の情報を、セコム独自に開発した手法処理で確実に侵入者を検知する。特長は、一つのセンサーで広範囲(180度、半径30m)の侵入者検知が可能なほか、独自のアルゴリズムで正確に侵入者を検知できる。更にアクティブ型赤外線センサーと違い、直近の建物や塀等に取りつけて使用できるため、設置工事の省力化・低コスト化を実現できる。
  そして、現在販売している「セコム全自動貸金庫システム」は、顧客がICカードで個人認証し、入室。タッチパネルで暗証番号を入力すると貸金庫ボックスが呼びだせ、利用後は施錠タッチパネルで操作終了。施設自体、無人稼働でき、ICカードによる厳重な入退室管理や耐火・防盗性などを備え、同施設をセコムのオンラインセキュリティで一元管理し、24時間365日休みなく異常を監視、異常の際は対応するシステム。