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2010年4月10日号 カーナビ盗難、転売目的で増加

カーナビ盗難、転売目的で増加

 
自動車盗難事故実態調査結果発表 −日本損害保険協会−
車名別盗難状況‐車両本体盗難(PDF/86KB)
 
セキュリティフォーラム
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(2010年4月10日号)

 日本損害保険協会(東京都千代田区、佐藤正敏会長、TEL03・3255・1226)では、自動車盗難の防止対策に取り組んでおり、損害保険会社が2009年11月に保険金を支払った事案(車両盗難619件、車上ねらい2988件)を対象に、自動車盗難事故実態調査を実施、この度結果を発表した。


○車上ねらい、カーナビ盗難件数が過去最高に

  2009年度調査では、カーナビ盗難件数が1599件(前年度1153件)と過去最高を記録。
ほとんどは転売目的に盗まれており、近年、盗品の処分先としてインターネットオークションの利用が増加。警察庁の調べでは、部品ねらい認知件数全体は減少傾向にあるが、そのうち被害品別でカーナビは増加傾向にあり、部品ねらいに占めるカーナビの割合も増加している。


○車両盗難、ハイエースは3年連続でワースト1

  車両別ではハイエースが2007年度から3年連続でワースト1位となった。
同車種は耐久性に優れ、部品の汎用性が高いうえに解体・組み立てが比較的容易なこと等から、中東やアフリカ諸国で人気があり、部品に解体されてから輸出されているとみられている。また同車種は、イモビライザが2007年から装着可能となったが、現状ではイモビライザの装着されていないタイプが盗難被害にあう傾向がある。
ワゴンRは、2007年及び2008年調査で40件弱の盗難件数だったが、今回の調査で26件と減少。これは、2008年9月に軽自動車で初めてイモビライザを全車標準装備としたことが影響していると考えられる。


 2009年自動車盗難認知件数の7割以上が「キーを抜いた」にもかかわらず盗難被害にあっていることや検挙事例をから見ても、一定の窃盗技術を有する組織的な窃盗団による犯行であることが見られ、単に自動車ユーザの盗難対策意識を高める啓発活動だけでは対処し難く、社会制度的対策が必要な状況にある。
  それを受け同協会は、2009年9月、国土交通省に、イモビライザの標準装備について要望書を提出した。