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2010年3月25日号 コンセプトは「SmartHD」 「i-PRO」第3世代へ

コンセプトは「SmartHD」 「i-PRO」第3世代へ

カメラ、レコーダー、エンコーダー新製品も発表 −パナソニックシステムネットワークス−
小河寿常務
兼セキュリティビジネスユニット長
 
セキュリティフォーラム
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(2010年3月25日号)

 パナソニックシステムネットワークス(東京都目黒区、遠山敬史社長、TEL0120・878・410、以下PSN)は、9日に東京・有明のTFTビルで「Security Global Press&Partner Conference 2010」を開催。同社では、新たに「i-PRO SmartHD」コンセプトを掲げ、ネットワークカメラシステム、「i-PRO」シリーズ第3世代を展開する。
  冒頭、小河寿常務兼セキュリティビジネスユニット長が、「パナソニックグループの中で、BtoBを中心としたシステム事業の核が、私どもPSNです」と挨拶。セキュリティ事業については、「セキュリティとブロードキャストの世界で培ってきた経験と技術を活かして、安心安全な社会作りに貢献し、そのシステムと商品をお届けして参ります。それぞれの分野で培ってきた通信と映像の技術。それを追求し、二つの技術を融合することで、安心安全な社会の実現と地球環境への貢献を果たしていく。それがPSNの大きな使命と考えております」と語った。
  新しいセキュリティ事業のコンセプトとして、「i-PRO SmartHD」を発表。高画質(HD化)、高圧縮技術、低照度性能向上のほか、顔の検出機能と顔照合、超解像技術による、ズームアップ時の画像解像度の劣化抑制などを実現。こうした特長を踏まえ、「IPカメラの可能性を追求することで、高画質+αの付加価値を提供する。それがSmartHDのSmart」(小河常務)と紹介した。
  「SmartHD」シリーズとして、ネットワークカメラ4機種、ネットワークビデオエンコーダー、ネットワークビデオレコーダーを発表。新製品のネットワークカメラは、1280×960、30fps/1280×720、30fpsのHD動画配信実現。H.264、2ストリームとJPEGのトリプルエンコード、独自統合プラットフォーム「UniPhier」を搭載。新開発の1/3型MOSセンサーによる高感度化を実現した。ネットワークディスクレコーダーは、リアルタイム顔照合機能を搭載。高精細(HD)1280×960ピクセル画像をH.264動画記録可能。操作、設定も容易。エンコーダーは、H.264/MPEG-4、JPEGのデュアルエンコード装備、PoE受電方式の採用により電源工事不要などの特長を備える。カメラは7〜8月、エンコーダーは6月発売。レコーダーは開発発表で、今秋頃の発売を予定。
ネットワークカメラ新機種には、業界初の顔検出機能を搭載。顔検出機能とワイドダイナミックレンジ機能を組み合わせれば、逆光下環境でも人の顔を最適な照度レベルで捉え、鮮明に映すことが可能。レコーダーとセットで用いれば、リアルタイムで顔照合できるため、不審人物の迅速な確認も行える。また、高画質化に伴い、課題とされる画質とデータ量の関係にも対応。映像を少量のデータで保存するため、必要な領域を切り出し高画質処理、不要な領域を低画質処理することで、HD画質を維持したまま、データサイズを約25%の削減を可能とした。アナログシステムとの比較でネックとされたコスト面でも、カメラ台数16台レベルで、「SmartHD」システムの導入コストがアナログを下回る。「SmartHD」は、「より高画質に、より賢く、そしてTCO削減効果を最大化する」(同)システムとして、今後の展開が注目される。