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2010年3月10日号 情報システム「非機能要求グレード」、見える化へ

情報システム「非機能要求グレード」、見える化へ

 
『グレード表』等ら公開 IPASECへ無償譲渡 −非機能要求グレード検討会−
 
セキュリティフォーラム
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(2010年3月10日号)

 情報システムの強度や品質の「見える化」手法を確立し、IT業界全体への普及を図るため、2008年から検討を進めてきた「非機能要求グレード完成版」公開に先立ち、先月25日に都内で検討会参加企業6社、及びIPA担当者が出席し、その報告、及び今後の展開について記者会見した。
  冒頭、NTTデータ技術開発本部の木谷強副本部長が「非機能要求グレード検討会の成果物を本日公開します。情報システムが複雑化し、一方では社会インフラとして複雑かつ高度な要求がされています。こうした中、高度・複雑な要求を見える化するため2つの要求があり、ひとつは業務の「機能要求」、もうひとつはレスポンスや処理の拡張性、可用性などの「非機能要求」で、技術的な定義が難しい半面、システム全体のアーキテクチャーを決めるため、ベンダー側は上流で確実に定義したいと考えたものです。また、非機能要求として、システム基盤にフォーカスし、可用性、性能・拡張性、運用・保守性、移行性、セキュリティ、システム環境・エコロジー、以上6分野についてまとめました。そして、公開は『グレード表』、『項目一覧』、『樹系図』、『利用ガイド』で構成した成果物です。今後は社内標準への取り込み、業種・業界向けにカスタマイズ、教育コンテンツ化、RFPへの掲載等、業界で様々な形で活用される事が期待できます」と解説。
  その後、参加メンバーの富士通、日本電気、日立製作所、三菱電機インフォメーションシステムズ、沖電気工業、以上5社の担当者も今後の取り組みを述べたほか、IT業界での本格的な普及を目指すため、同成果物の著作権を(独)情報処理推進機構ソフトウエア・エンジニアリング・センター(IPA SEC)へ無償譲渡し、経産省が取り組む施策の一つとして活動に協力する事も表明した。