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2010年3月10日号 外乱除去装置新開発

外乱除去装置新開発

 
屋外監視の雨、雪、霞対策に威力発揮
既設システムに接続可能
−中央電子−
 
 
セキュリティフォーラム
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(2010年3月10日号)

 中央電子(東京都八王子市、戸田英城社長、TEL042・656・5772)は、屋外監視で課題とされる雨、雪等を取り除く外乱除去装置を開発。4月から販売開始する。
  映像監視システムで、山間部や河川など屋外監視が増加傾向。しかし、屋外監視の課題として、大雨や雪といった外乱の影響を受けることにより、映像が不鮮明になる点が挙げられる。同社が今回発売する外乱除去装置は、画素ごとに外乱の影響度合いを判定。入力画素に対する追従速度の制御によって、画像メモリから外乱の影響を徐々に排除する仕組みとなっている。
  特長として挙げられるのが、背景/動体の2モードを標準機能として搭載した点。背景モードは、静止画的な背景を再現する基本モード。大雪が降る状況下で、僅かに背景が覗けるといった場合でも、背景を数秒で再現可能。動体モードは、移動体への追従性を重視した道路の状況監視向けモード。移動部の判定を加えることで、移動部は引きずりを抑制するため軽度の外乱除去に留める。一方で背景や停止部は、背景モード同等の高画質を再現する。
  オプションとして、更なる視認性向上を実現する簡易スタビライザ/霧や霞の補正という2つの機能を用意。簡易スタビライザ機能は、望遠撮影では必須となる、カメラ揺れが原因の映像のブレ補正。カメラ側の加速度センサではなく、映像のエッジ成分の移動を検出してブレを補正する。霞や霧の補正機能は、霞や霧に対してコントラストを強調することで、視認性改善を図るもの。補正したい領域を指定。領域を限定することで補正能力が向上する。同装置は同社独自映像追従技術を応用することで、処理量を抑えるとともに、小型ユニット化も実現した。
  アナログ映像を入力後、外乱処理を行い、再度アナログ映像を出力。カメラの後段、モニタの前段のどちらに加えても機能する。入出力ともにアナログ映像仕様のユニットなので、既設アナログ監視システムへの追加導入も容易。ネットワーク接続によるリモート操作、メンテナンスにも対応。IPカメラ対応機種も開発を進めている。
  販売は、山、河川、港湾、空港、道路など、幅広い分野に適した製品として展開。オプション機能のみの提供にも対応。
  価格はオープン。販売見込みは1000台/年。