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2010年2月25日号 マカフィー09年第4四半期の脅威レポート発表

マカフィー09年第4四半期の脅威レポート発表

 
−マカフィー−
セキュリティフォーラム
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(2010年2月25日号)

 マカフィー(米カリフォルニア州)は、2009年第4四半期の脅威レポートを発表。スパム生成の話題や、ポーランド、ラトビア、デンマークなどの国で行われている政治目的のハッキング行為増加が取り上げられている。また、1日のスパムメッセージ数の平均は、約1355億通で、第4四半期のスパム数は前期に比べ24%減少したことも分かった。
  スパム送信者はメディアなどで大きく取り上げられた話題を大々的に活用し、最新ニュースや世界中で話題になった出来事、タイムリーなイベントを利用。また、2010年FIFAワールドカップを題材にしたフィッシング詐欺が多数発生したことや、H1N1ワクチンプログラムに言及してCDC(米国疾病予防管理センター)を装ったトロイの木馬「Zeus」、及び米国の失業率の増加に目を付けた一獲千金をうたう詐欺もあった。
  他にも、「Iranian Cyber Army」を名乗るグループがツイッター(Twitter)に仕掛けた政治的攻撃に見られるように、人気のあるソーシャルネットワーキングサイトを標的とした、政治目的による攻撃が世界中で増加。レポートでは、標的は米国だけではなく、この種の攻撃を仕掛けているのも中国だけではないことが確認された。
  偽のセキュリティソフトウェアを含むマルウェア、ソーシャルネットワークへの攻撃、自動実行するUSBによる感染は引き続き大幅に増加。インターネットのWeb2.0を中心とした攻撃やポータブルストレージデバイスに対する脅威は大きな影響力を持ち、脅威の急増を引き起こすと共に、脅威そのものが次第に進化していく様を見せつけた。下半期に活動を活発化させたマルウェア「Koobface」は、現在46カ国のサーバでホストされており、その上位3カ国が、米国、ドイツ、デンマークとなっている。
  ボットネットゾンビ製造国は、米国が前期の13.1%から今期の9.5%へと大幅に減少した結果、12%の中国がトップとなった。3位はブラジルで、ロシアとドイツが上位5カ国に名を連ねている。スパムの生成については、米国が依然としてトップで、ブラジルとインドがそれぞれ2位と3位。ウクライナとドイツは、上位10カ国に初ランクインした。
  Webの脅威の世界分布では、悪質なコンテンツがホストされている地域として、北米がトップ、2位はEMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)、3位はアジア太平洋地域となった。
  SQLインジェクション攻撃は、中国からの攻撃が54.4%を占めており、圧倒的な首位となっている。アドビシステムズ社のアプリケーションの人気拡大により、Adobe FlashやAcrobat Readerの脆弱性を利用する、クライアントをターゲットにした攻撃も多く見られた。