安全安心情報のセキュリティ産業新聞社

新聞のご購読はこちらから
サイト内検索
注目ニュース インタビュー・対談 特集 連載 新製品情報 セミナー情報 リンク セキュリティフォーラム
ホーム >注目ニューストップ >   広告のお申込はこちらから
 

2010年2月10日号 「平成21年度臨時総会」

「平成21年度臨時総会」

 
理事4名増員、27名の新役員体制に
樋口建史・警察庁生活安全局長が記念講演
「万引撲滅と犯罪の起きにくい社会の実現」テーマに
−全国万引犯罪防止機構−
挨拶する河上和雄理事長
記念講演する樋口建史・警察庁生活安全局長
総会には多数の関係者
 
セキュリティフォーラム
過去の記事はこちらから

(2010年2月10日号)

「組織規定」制定、「運営委員会」設置、承認

 特定非営利活動法人 全国万引犯罪防止機構(略称・万防機構、東京都新宿区四谷1-2-8、河上和雄理事長、TEL03・3355・2322)は1月25日、東京厚生年金会館で「平成21年度臨時総会」を開催した。
  活動拡大に伴う「組織規定」制定、及び「運営委員会」設置が承認されたほか、4名の新理事を増員することも承認された。
  その後、第2部では樋口建史・警察庁生活安全局長が「万引撲滅と犯罪の起きにくい社会の実現」をテーマに記念講演。更に第3部では万引きに関する全国青少年意識調査・全国小売業万引被害実態調査をはじめ、実戦講座、店舗診断の実施やTVなどへの取材協力など、一般市民へ向けた積極的な活動等が報告された。
  当日は河上理事長が挨拶、その後議長が選出され、「組織規定の制定」、及び「運営委員会の新設」を報告、満場一致で承認された。
  万防機構は平成17年6月に任意団体として発足、その年の12月に特定非営利活動法人(NPO法人)に認証され、定款に基づいた活発な運営活動を行ってきたが、活動の拡大に伴い各組織の事務分掌の明確化による管理体制を構築する目的で組織規定を制定した。
  更に、NPO法人内外からの迅速な意思決定と組織対応の要請に応えるため、新たに各組織の長などを構成員とする「運営委員会」を設置し、電子的な方法を含めた会議により速やかな業務遂行を目指す体制が整った。
  また、議題では事業活動の拡大に伴う役員増補として、(社)日本フランチャイズチェーン協会の木村知行専務理事、(社)日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会の大津直也事務局長、(社)日本ボランタリー・チェーン協会の中津伸一事務局長、(社)自動車用品小売業協会の滝沢政明常務理事、以上4名が新理事として推薦され、承認された。これにより、理事26名、監事1名の新役員体制が敷かれた。
  その後、加藤和裕委員長から「調査研究委員会」、若松修委員長が「普及推進委員会」、山村秀彦委員長は「総務委員会」の活動についてそれぞれ報告した。
  一方、第2部では、警察庁の樋口生活安全局長が「万引撲滅と犯罪の起きにくい社会の実現」をテーマに記念講演した。 
  樋口氏は、警察庁入庁後、刑事企画課長、国際第1課長、薬物対策課長などを歴任したほか、北海道警察本部長時代の18年11月23日に学校や小売店関係者500人の聴衆を前に河上理事長が「近年の犯罪情勢と万引防止対策」をテーマに講演した安全・安心まちづくりシンポジウムを開催したこと、更に翌年の19年3月19日に「北海道万引防止ウイーブネットワーク」を設立し、「全件警察通報」、「警察官が被害店に出向く」という全国初の試みを実施したことなどが司会より報告された。
  そして、「万引撲滅と犯罪の起きにくい社会の実現」をテーマとしたことで、時宜に叶ったテーマであると同時に理解を深めるため、まず最初に過去10数年間ほどの犯罪情勢を振り返った。
  その後、『犯罪の起きにくい社会を実現するための、今後の対策の方向性』について述べた。
  その中身は2つあり、一つは『犯罪を抑止するための対策』について、もう一つは『起きてしまった犯罪を迅速的確に検挙解決するための、いわば捜査環境の整備』について。
  樋口氏自身、政府の行動計画の策定にも深く関与しており、万引き対策をはじめ、来日外国人犯罪対策、振り込め詐欺対策、ひったくり対策、通勤通学の電車内における痴漢対策など、色々な犯罪対策に尽力してきた事から、そういった体験を交えながら「何が重要なのか」、「何が問題の本質なのか」、「何が問題解決のポイントなのか」といったことについて、具体的に述べ、聴講した参加者は熱心にメモをとる場面が散見された。
 
写真提供・全国万引犯罪防止機構