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2010年2月10日号 秘密分散処理で重要情報保護

秘密分散処理で重要情報保護

 
今秋開始踏まえ、来月実証実験 −NRIセキュアテクノロジーズ−
セキュリティフォーラム
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(2010年2月10日号)

 NRIセキュアテクノロジーズ(東京都港区、増谷洋社長、ソリューション事業部TEL03・6274・1011)は、今秋に秘密分散技術を活用したデータ管理サービスを開始予定。サービス開始に先立ち、実証実験を3月1日に開始する。
  企業がデータを保管する際、最近増加しているのが簡単に利用可能なクラウドサービスの利用。一方で、こうしたサービスによって、特に重要な情報に関しては、外部保管することに懸念を持つユーザーも多いのが実情。
  今回開始するサービスは、こうした懸念を払拭する秘密分散技術を使ったデータ管理サービス。同サービスで使用する秘密分散技術は、グローバルフレンドシップ(東京都渋谷区、保倉豊社長)の独自アルゴリズム「GFI電子割符」を採用。データを分割することで、分割された各々は無意味な情報(非重要情報)にした上で、クラウド上の複数のデータ保管場所(データセンター)に分散保存。保護対象データは分割されることで無価値化されるため、外部に重要情報を保管することへの不安を解消。万一、サービスを利用している携帯用PCが紛失しても、それだけでは重要情報自体の情報漏洩といった事態には至らない。認証された利用者だけが、サービスで提供される独自技術によって特別な操作を必要とせず、通常の操作だけで重要情報を復元可能。データ閲覧や編集を行うことができる仕組み。
  サービス開始に先立つ実証実験では、機能や性能、操作性といった利用者の実用性、耐障害性・安全性など、基幹サービスとして提供可能であることの検証を実施。ノートPCに機密情報を格納する際の暗号化に準じる措置、デスクトップPCなどに重要情報を格納する際のセキュリティ強化として使用する。対象はユーザー、データセンター及びインフラ事業者。実験は3月1日から15日まで。