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2009年2月10日号 放射線検知器の設置完了初公開!

放射線検知器の設置完了初公開!

−横浜・南本牧ふ頭コンテナターミナル−
「メガポート・イニシアティブ(MI)」3月スタート
セキュリティフォーラム
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(2009年2月10日号)

 テロリストらによる核物質及びその他の放射性物質の国際貿易を通じた不法取引などを監視・阻止し、核不拡散及びテロ対策強化に資するため、日米両政府で進める、「メガポート・イニシアティブ(MI)」パイロット・プロジェクトが横浜港南本牧ふ頭のコンテナターミナルで3月から実証試験がスタートするが、設置後、初めて公開された。
  放射性物質検知を目的に、横浜港南本牧ふ頭のコンテナターミナルゲート10レーン全てに放射線検知器の設置が25日に完了し、翌26日に設定・運転等のテストを開始しており、3月2日から運用を開始する予定。また、実施手順は(1)搬出入ゲート部に設置した放射線検知施設により、搬出入されるコンテナ貨物から放射線が放出されているかどうかを検知する。これが一次検査(2)一次検査の結果、一定レベル以上の放射線が検知された場合、財務省横浜税関に通報し、詳細検査の必要性を判定する(3)必要な場合、更に携帯型放射線検知器を用いて検査を実施する。これが二次検査。
  既報の通り、MIは2003年からアメリカ・エネルギー省(DOE)が中心となり、世界の主要港に放射性物質検知施設を設置し、港で積荷の検査能力を強化することで核物質、その他の放射性物資の拡散を防止するのが目的。アメリカ政府はこれまでに27カ国・地域との間で実施合意を結び、オランダ、ギリシャ、バハマ、スリランカ、シンガポール、スペイン、フィリピン、ベルギー、以上9カ国で既にMIを実施しており、2006年に来日したチャートフ国土安全保障長官の協力要請から日米の関係省庁間で検討し、日米間で合意にいたったもの。