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2008年12月25日号 初の懸賞論文に5作

初の懸賞論文に5作

-(財)防衛調達基盤整備協会-

最優秀賞・重住牧氏
情報セキュリティに関する懸賞論文表彰状贈呈式開催
 
 
セキュリティフォーラム
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(2008年12月25日号)

 (財)防衛調達基盤整備協会(略称・BSK、東京都新宿区本塩町21‐3‐2、TEL03・3358・8754)は、相次ぐ情報漏えいに対する適切な対処が重要視される中、情報セキュリティ意識の向上に資するため情報セキュリティに関する懸賞論文を募集し、優秀な作品を表彰する制度を今年初めてスタートさせ、その第一回となる表彰状贈呈式が16日、新宿区内のホテルグランドヒル市ヶ谷を会場に行われた。
  初の懸賞論文となった今回は「情報セキュリティ意識を向上させるためには」及び「情報セキュリティ対策の死角とその解決策」をテーマ対象とし、多くの論文が寄せられた中、厳正なる審査の結果、次の論文が受賞した。


▽最優秀賞
日本電気・航空宇宙・防衛事業本部顧客情報管理運営推進室
重住 牧氏
「KYT手法を応用した参加型教育による情報セキュリティ意識の向上」

▽優秀賞(佳作)
防衛省航空幕僚監部
岡村 正彦氏
「組織論に基づく学習プロセスを活用した動機付けと意識の暗黙知化」

▽同
航空自衛隊航空システム通信隊
石澤 邦彦氏

▽優秀賞(特別賞)
中京学院大学経営学部中国ビジネス学科教授
石田 琢智 氏
「情報保全は「基本」の徹底から」

▽優秀賞(奨励賞)
情報セキュリティ大学院大学博士前期課程
中村 一郎 氏
「実効性のある情報セキュリティ教育の在り方について」
  なお、情報セキュリティ論文の選考について中尾定彦委員長は「受賞された5人の皆様、誠におめでとうございます。この懸賞論文の表彰は今年度より始まったという事ですが、情報セキュリティに対する正しい理解と知識を広めるために、大変意義深い事と思っております。選考にあたっては内容の審査基準として3点ほど重視しました。一つが、論文内容に新たな考え方や手法が含まれているか。又は提言はあるかなど新鮮度の観点。二つ目が、実施可能な内容のものであるか否か。具体性の観点。三つ目は、論文が公開された場合の効果の度合いはどうか。影響度の観点です。また、概観審査としては、形式が整っているか否かとか、難解な内容ではなく、分かりやすい表現になっているかなどです。15件の応募作品の中から、最優秀賞1点と優秀賞4点の計5点が選ばれましたが、いずれもそれぞれ個性のある優れた作品です」と審査概要、及び受賞理由を解説した。その後、宇田川新一理事長から、受賞者にそれぞれ表彰状及び賞金が贈呈され、「当協会では情報セキュリティ意識の向上に資するため、情報セキュリティに関する懸賞論文を募集し、優れた論文を発表する事を通して、広く国民各層に情報セキュリティに対する正しい理解と知識を広めるため新規事業として「情報セキュリティに関する懸賞論文」を募集することに致しました。懸賞論文の選考を公平かつ適正に実施するため、部外の有識者を中心に「情報セキュリティ論文選考等委員会」を設置し、審査及び選考を行い、応募作品の中から自主的な提言などの優れた作品に対して賞を贈り、報奨しようとするものです。これからも引き続き、情報セキュリティ意識向上を促進する提言や具体的施策に関する考察を期待しております」と挨拶。受賞者全員による記念撮影の後、受賞者を囲んでにぎやかに歓談を行った。