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2008年10月25日号 注目ニュース1

振り込め詐欺、未然防止

−綜合警備保障−
「声掛け」ですでに未然防止20件超
警備隊員がお手柄
 
セキュリティフォーラム
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(2008年10月25日号)

 ATMの前で携帯電話で話している60〜70歳くらいの女性を発見。しばらく様子を見ていると「振込み」、「保険料」等の言葉が聞こえた為、不審に思い利用客に声を掛けた。利用客からの返答は『社会保険事務所と市役所から電話があり、保険料を多く徴収してしまったので、口座に残高を確認してほしいと言われたが、ATM操作が分らない』という。そのため、オートホンに誘導し、金融機関と連携して振り込め詐欺を防止した―。
  これは、10月1日に埼玉県内の金融機関のATMコーナーで、ATMの現金装填作業に出動した綜合警備保障(東京都港区、村井温社長、広報рO3・3478・2310)の隊員による、日頃から実施している声掛けにより、実際にお年寄りが振り込め詐欺に遭う直前で未然に防止した実際の話。
  同社では金融機関のATM管理業務を行っており、振り込め詐欺が多発している事を受け、9月末に全国の警備員に対して警戒強化を指示。
  具体的には、金融機関の職員が不在時(無人出張所や営業時間外)のATMの現金管理、及び障害対応の業務中に、業務に支障がない程度にATM利用客の動向を出来る限り把握し、不審な場合、金融機関と連携を取りながら注意喚起してきた。特に高齢者が携帯電話を利用しながらATMを操作している場合などは、利用客に「大丈夫ですか」と声掛け、状況によっては取扱内容を聞くなどのサービスを実施している。こうした日頃の活動から既に20件以上の「振り込め詐欺」未然防止というお手柄≠ェある。
  お年寄り等を狙った「振り込め詐欺」が横行している中、警察庁が発表した今年1月から8月末までの振り込め詐欺認知件数は1万5301件、被害総額は231億9626万円。昨年の年間認知件数が1万7930件だけに、高い水準で推移しており、大きな社会問題化から、警察庁は10月中を「取締り・予防活動の強化月間」とし、全国の金融機関ATM等に警官を配備するなど、事件撲滅と強化対策を敷いている。
  官民挙げた、強力な施策で、是非、撲滅してもらいたい。